団体紹介

「脳神経の新しい世界へ」

NPO脳神経疾患地域医療福祉研究機構とは

正式名称:特定非営利活動法人 脳神経疾患地域医療福祉研究機構

英名:Brain-tech Research Organization(略称:BRO)

設立年:2006年11月28日

住所:東京都千代田区内神田1-2-2小川ビル3階

~脳とこころの健康を支え、未来への新たな挑戦~

本機構は、神経発達症、認知症などの脳とこころの疾患から、高機能、健康脳に関する調査・研究を通じて、医療や福祉の向上を図り、患者およびその介護者、そして健康な人達がより良い生活を送れる社会の実現を目指しております。

当機構は、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R) を開発し、認知症診断の標準化に貢献した長谷川和夫先生、および世界で初めてレビー小体型認知症(DLB)の概念を確立した小阪憲司先生を中心に、2006年に設立されました。

近年、認知症のみならず、適応障害や神経発達症などの脳神経疾患を抱える患者様が急増しており、世界的には先端医療機器やAI技術を活用した治療法の進化が顕著です。こうした時代の変化の中、私は初代設立メンバーの理念を受け継ぎ、代表理事に就任いたしました。

現在欧米で進む定量的脳波解析(FBM:functional Brain Map)による新たな診断・治療アプローチを推進に取り組んでおります。AIを活用した脳波解析により、CNS領域における認知症の早期発見はもちろん、神経発達症、うつ病、不安障害、統合失調症などの脳機能の異常を可視化し、より精密な補助診断と個別最適化された治療の提案が可能となりつつあります。

今後も、すべての人が自分らしく生きられる社会の実現を目指し、挑戦を続けてまいります。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

脳神経疾患地域医療福祉研究機構
代表理事 田中 伸明

理念

私たちは、脳とこころの健康を支え、認知症や発達障害、うつ病などの脳神経疾患に対する調査・研究を通じて、科学的根拠に基づいた診療と福祉の向上を目指します。すべての人が自分らしく生きられる社会の実現に向けて、最新の技術を活用し、地域と連携しながら革新を続けます。

代表者(理事長)

田中 伸明

経歴:
ベスリ会総院長/日本神経学会認定医/医師会認定産業医/東洋医学会専門医 学生時代は東洋医学にのめり込み、北京中医学院、上海中医学院で学ぶ。卒業後は神経内科専門医を取得し、諏訪中央病院(鎌田実院長)で地域医療に従事。その後厚生労働省でマネジメントを、外資系コンサルティングファームで経営を学ぶ。その経験を生かして会津大学理工学部、京都産業大学経営学、日本大学工学部の教授として大学教育に従事。
ビジネス領域で活動した医師免許所有者の社会的責務として、日本を支えるビジネスパーソンのメンタル障害を解決することが重要と考えベスリクリニックを開設。医療で解決できない問題を、自ら解決法を開発するとともに、ビジネスを含め、広くサービスを探査、提供している。

役員一覧

本間 昭(理事)

当機構の設立メンバーであり、認知症研究の第一線で活躍する精神科医師です。日本における老年精神医学および認知症医療の発展に大きく貢献してきました。現在も認知症患者の診療・治療・ケアに尽力する一方で、日本老年精神医学会指導医および日本認知症学会指導医として、専門医の育成や医療水準の向上にも努めています。

吉田 英司(理事)

経歴:株式会社ベスリ代表取締役(産業医/心療内科医)

髙橋 俊一(監事)

経歴:メディカルクリエイト株式会社 ディレクター/コンサルタント